女性

早期発見・早期治療の大切さ|癌の転移を予防しよう

自分で早期発見できる

相談

異常を見つけたら病院へ

乳がんは従来欧米人女性には多いが日本人女性には少ないがんでした。しかしその数は年とともに増加傾向にあり、現在は女性のがんの罹患率の中では最も多いのが乳がんです。原因は、近年の高たんぱく・高脂肪の食生活にともない日本女性の体格が格段に良くなったことと関係あると言われています。体格が良くなると早い時期に初潮を迎えまた閉経する年齢も遅くなります。このように月経のある期間が長くなると、その分女性ホルモンの影響を受ける期間も長くなります。この女性ホルモンのうち、エストロゲンは乳がんの発生に関係があると考えられています。そのため閉経期の女性や30歳以上で出産経験のない女性といったホルモンの分泌に異常をきたしやすい人は、乳がんになりやすいのです。乳がんは自分で発見することができるがんです。少しでも乳房に異常を見つけたらすぐに医師の診断を受けましょう。

年1回定期検診を

乳がんの最も効果的な治療法は手術により病巣を取り除くことです。以前は乳房全体とその下の胸の筋肉、脇の下のリンパ節を切除する方法が基本的な手術でした。移転の疑いがある場合は乳房の内側の胸骨近くのリンパ節を切除することもあります。しかし胸筋を切除すると手術の後の動かし方に支障をきたしたり、美容面でのマイナスイメージにつながったりします。そのため最近は早期の場合は胸筋を切除しないで残す手術が増加しています。美容の問題から乳房を残したいと願う女性患者のため、乳房の大部分を切除しないで残す乳房温存術という方法もあります。乳がんは再発や他の臓器への移転が多いことから、それらを防止するため、手術後は特に異常がなくても少なくとも年に1回は定期検診を受けるようにしましょう。