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早期発見・早期治療の大切さ|癌の転移を予防しよう

喉の奥にできる悪性腫瘍

医者

喫煙と過度の飲酒が関与

咽頭とは喉の奥の舌の付け根の辺りから食道までの約12〜13センチの空間のことです。飲み込んだ食べ物が通る道になります。鼻腔に近い部分から、上咽頭、中咽頭、下咽頭に分けられます。咽頭がんはここに発生する悪性腫瘍です。喉頭がんと間違えられやすいですが、喉頭は喉仏のあたりから気管の入り口までの部分です。中年以降の男性に多い咽頭がんは、喫煙習慣や過度の飲酒習慣によって発生しやすくなります。咽頭のどの部位にがんが出来るかによってあらわれる症状は異なるのですが、いずれも初期ではほとんど自覚症状が見られません。症状が出た頃にはすでに咽頭がんが進行していることも珍しくなく、発見が遅れると予後に影響します。

あらわれる症状とは

咽頭がんになるとあらわれる症状は、飲み込んだ時に痛い、しみる、飲み込みにくいなどがあります。他には上咽頭、中咽頭、下咽頭によって異なる症状があります。上咽頭がんでは、頸部のリンパ節のしこりがあらわれたり、聴覚や視覚の神経を圧迫し聴覚、視覚異常を引き起こしたり神経痛などの症状もあらわれます。中咽頭がんでは症状が出にくい部分のがんです。飲み込んだ時の染みる感覚が初期にあらわれることが多いです。がんが進行するとその染みる感覚は痛みとなります。下咽頭がんでは、気管に近い部位なので浸潤を受けやすく息苦しさや嗄声(声のかすれ)などがあらわれます。いずれの咽頭がんも喫煙や過度の飲酒と深く関連していますので、これらを控えることが予防法になります。